2024/01/20 14:00

「小さな財布」というカテゴリーが流行った時期があります。だいたい2020年前後の数年といった頃でしょうか。

だいぶ落ち着いてきてはいますが、カテゴリーとしてはまだ健在のようです。

さて、その「小さな財布」。私も興味があって色々な市販品を見たりしてきましたが、どうにもしっくりきません。というのも、多くの財布が、「小さいけど収納力がすごい!」ことをアピールしているからです。「このサイズなのにお札がXX枚入る!」とか「カードがXX 枚入る!」といった宣伝文句が並んでいました。

う〜ん、そもそも小さい財布が出てきた背景って、キャッシュレス決済やカード類のスマホアプリ化が進んで現金やカードを使う機会が減ったからだったような気が・・。であれば高い収納力は必要ないのでは・・?

じゃあ作るか!ということで自分で作ったのがこちら。「Minimal Wallet」です。


この財布は確かにサイズは小さいですが、サイズは重要ではありません。
重要なのは、「中身を減らす」ということ。キャッシュレス化が進む今、持ち歩くべき現金やカードはどのくらいが適切かを考えてほしいと思っています。普段の生活に応じて必要なものは人それぞれ。また非常時に備えて現金も少しは持っておきたい、という人も多いと思います。

お札、カード、小銭を収納できるのですが、これらの厳密な収納場所は決まっていません。
カードは3枚分の収納場所がありますが、それ以外に「お札はここ」「小銭はここ」といった明確な決まりはありません。なので使う人の都合で決めてもらってOKです。例えば小銭は全く入れずに、そのスペースにお札を多めに入れたりすることも可能です。

キャッシュレス化、カード類のアプリ化が進んできてはいますが、何をどうやって使うのかは人それぞれ。「持ち物ダイエット」でご自身が使いやすいようにアレンジできる財布。それがREORGが考える小さな財布「Minimal Wallet」です。